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品質管理

品質管理

今、食をめぐる環境は大きく様変わりしています。多発する食中毒、異物混入、残留農薬問題などで消費者は食に対する不信感を募らせ、安全 安心を強く求めています。当社では、細菌検査・放射線検査・残留農薬検査・異物検査を徹底し、妥協のない品質管理体制の構築に取り組んでおります。

本社工場の作業工程

各入札場で椎茸を仕入れる

(長年やっている入札専門の社員が目利きを行い、
その時々で必要なものを入札する)

検品作業

(検品作業で入札物の確認作業を行う)

類似した規格のサイズ分け

(振るい機でサイズを分ける)

原材料→仕分け作業

(手作業で目視選別)

ここまで昔から変わらぬ作業で機械化できない作業になっています。この作業が、一番大切な工程で規格等見分ける事が必要なので、熟練したスタッフが配置されています。少しでも規格が違えば、弊社の規格とそぐわない物が出来るため、やり直し作業が発生しタイムロスになるだけではなく、異物等の問題も発生します。また、この作業で原料に金属探知機をかけるために、金属片の異物等も発見することが出来ます。

スライス加工工程

スライス仕上

金属探知機

袋詰め

最終チェック

スライス袋詰め

お客様のご要望に応じてカットサイズの調整もできます。

家庭用袋詰め

椎茸のプロが直接、椎茸産地の入札所に行き、厳しいチェックのもと 品質のよい椎茸を選んでいます。入札所には厳しいチェックに合格した人しか入れない特別な場所です。そこで高い品質のものを選び抜きお客様のもとへお届けします。

入札して持ってきた椎茸は、まず工場で「選別」という作業をします。 良質な椎茸を一人一人の目できちんと確認し、それを種類別にわける作業です。 ここでさらに厳しい品質のチェックを通った椎茸だけをお客様にお届けします。

検査 : 一般細菌検査、放射線検査、中国産原木乾椎茸残留農薬検査

各種類の特徴

どんこ(冬菇)

形状が丸く、椎茸の輪が大きく巻き込み、傘の肉は厚く、大変歯ごたえが良く、旨味も沢山含んでいます。その為、煮込みもの等に使うと大変美味しく召し上がれると思います。

こうしん(香信)

傘の肉厚感は薄く、傘が開ききってから収穫されたものです。変形しているものもありますが、名前の由来通り「香」とついておりますので、椎茸本来の香りが一番強い椎茸となっております。みじん切りで使う場合が多いです。

スライス

お料理により使い分けいただくと便利です。

日本産乾椎茸業界流通について

基本的な流通

乾椎茸は全国の各生産農家さんにより栽培されております。栽培された椎茸は、農家さんで乾燥し各県の農協・民間市場に集められます。 そして、集められた乾椎茸は各県の入札場で出展されます。

仕入先

全国から弊社が仕入れる事が可能な主要産地。主要産地では、入札権利を持っている商社以外の入札は基本禁止です。

その中でも主要な入札場のある地域は、

静岡県 日本椎茸農業協同組合連合会静岡支所、伊豆の国農業協同組合、遠州中央農業協同組合 天竜支店

愛媛県 愛媛県森林組合連合会

大分県 大分県椎茸農業協同組合

埼玉県 全国農業協同組合連合会本所

岡山県 岡山県森林組合連合会

宮崎県 宮崎県経済農業協同組合連合会

三重県 三重県椎茸農業協同組合

熊本県 熊本県椎茸農業協同組合

長野県 飯伊森林組合

上記の9県が主要となっております。

全国の産地

北海道、青森、岩手、宮城、福島、千葉、栃木、茨木、群馬、新潟(佐渡)、富山、石川、長野、埼玉、静岡、山梨、三重、岐阜、京都、岡山、広島、大阪、鳥取、島根、山口、愛媛、高知、長崎(対馬)、佐賀、熊本、宮崎、大分、鹿児島

弊社の役割

弊社では、上記の流通を踏まえ弊社の規格のみならず、お客様へのご要望に柔軟に対応できるようになっております。生産や商社の選別まで、椎茸の個体差が大きい為に熟練したスタッフがいないとわからない状態です。

例えば生椎茸では、サイズA・B・C級しかありませんが、当社では、入札の段階で品物の良し悪し、サイズで58種類の規格に分けられ、皆様にご提案しております。これだけの規格に分けられておりますが、更に厳しい規格を望まれるお客様もおります。

又、58種類の規格以外にもスライスとしての規格もございます。スライス加工も弊社でしている為に、基本的なサイズの他にご要望があれば承ります。最小で2mm×2mmの角切り椎茸を使っているお客様もいるほどです。